ペット犬の健康管理


犬は生理現象として、体を正常に保つため散歩の途中などで道路わきの草を食べ、その後で吐き出したります。これは病気ではなく正常な行為なので気にする必要はありません。しかし、一日に何度も吐いたり、激しく吐く、苦しそうに吐くといった場合、ペットがぐったりしている場合などは正常ではありません。吐いた物の中に、血などが混じっていないかも見るようにして下さい。こういった場合は、病気や中毒のサインと考えられるので、獣医さんに見てもらうようにしてください。

犬も人間と同じように、下痢をします。便は下水状のような便や、タール便に変化するので、飼い主はすぐに気がつくと思います。犬は、単に牛乳を飲んだだけでと下痢をすることもあります。成犬は乳糖成分を消化する酵素が不十分なので、牛乳は下痢の原因になるのです。私たちが飲んでいる牛乳を食事の時に与えたりすることは避けましょう。

体内に多数の寄生虫がいたり、すい臓病等にかかっている場合も下痢の症状がでます。また精神的ショックも下痢の原因になります。体温が39.5℃前後より高い場合は細菌やウィルスに感染している可能性が大きいです。

大抵の下痢は1日くらいの絶食か、消化のよい食べ物と下痢止めの薬を与えて安静にすることで症状はよくなるでしょう。しかし、症状がよくならずに下痢が何日も続いたり、嘔吐をおこしたりしている場合は、命の危険も考えられるので、早めに獣医さんの治療が必要です。

犬は便秘にもなります。犬は、人間同様食物繊維が足りないなどの場合にも便秘になりますが、逆に繊維質の多い食べ物(サツマイモ、キャベツなど)を与え続けた場合も便秘になります。また、神経質な犬は、排便しにくい環境でも便秘になるので、ペットの状態をよく見てあげてください。家庭で出来る便秘の予防方法は、肛門周辺の毛を清潔にしてあげることです。ブラッシングや、伸びすぎた被毛を適度に切りそろえてあげて下さい。

犬は通常春から夏にかけて脱毛します。人間も衣替えをするように、気温の上昇に対処するため冬毛が抜け落ちる脱毛なのでこれは心配いりません。しかし、春から夏以外の脱毛は、通常の脱毛ではない為、なんらかの原因が考えられます。犬の脱毛の原因としては、クッシング症候群、脱毛症、ノミアレルギー、寄生虫による皮膚病、毛包虫症、ホルモン性皮膚炎、精巣の腫瘍、疥癬、白癬、換毛などが考えられます。異常な抜け落ち方をするようなら、早めに獣医師に診てもらうようにして下さい。

犬の目ヤニや涙の原因は結膜炎、乾性角結膜炎、角膜炎、眼瞼内反症、眼瞼外反症、流涙症、チェリーアイ、逆まつげ、全身的疾患、感染症などが考えられます。目やには、眼球の表面の角膜が傷ついたりして起こります。炎症やまぶたの内側の結膜に異常がある場合が多いので自分たちで判断することはしないで下さい。特に、プードルやコッカースパニエルは目ヤニ等の病気にかかり易い犬種といえます。目やにが黒っぽく、目のふちに付着している程度であれば心配はいりません。しかし、黄色で粘液性の膿の様な目やには病気かもしれません。目が赤く充血している場合も早めに獣医さんに見てもらうようにしてください。ペットの涙が止まらない症状は、涙小管が詰まる病気と考えられます。涙やけしてしまうので、この場合も早めに獣医さんに相談するようにしてください。

ペットの健康は飼い主が管理しなければなりません。軽く考えずに獣医師に診てもらってください。