ペット犬の葬儀


長い間一緒にすごしてきたペット犬が亡くなってしまったら、飼い主はあまりの悲しみで、何もする気がおきなくなってしまいます。

しかし、人と一緒でペットも最後までキチンと見取ってあげるのが飼い主のつとめだと思います。

以前はペット犬は埋葬(土葬)にするのが一般的だったと思います。私も子供の頃に庭の片隅に手作りのお墓を作ってあげた記憶があります。

このような方法は、いつもペットの側にいることが出来るというメリットがあります。しかし、都会に住んでいる人、特にアパートやマンション暮らしの方にとってはこのような方法はまず無理でしょう。近くの空き地や公園に埋葬するというのは、法律上禁止されています。また、土地があっても、土壌や水質の汚染上の問題が懸念されたり、他の動物が掘ってしまうかもしれないところであれば、問題になります。

そういった場合は、ペット葬儀屋を利用して火葬にしたり、ペット霊園を利用したりします。

ペット葬儀専門業者の葬儀の種類は4種類ぐらいに分けられます。「合同葬」の場合は他のペットとともに火葬されます。お坊さんの読経が行われ、火葬後のお骨も合同のお墓に納骨されます。「個別葬」はその子だけの単独の火葬が行われるスタイルです。従ってお骨をお墓に納骨することもできますし、ウチに持って帰って仏壇などに置いておくこともできます。但し、一般にはお骨拾いはできません。お骨拾いまでできる場合は「立ち会い葬」と言われます。この他、自宅に移動火葬車が出張して葬儀、火葬を行ってくれる「自宅葬」というのもあります。ただ、自宅葬は悪臭や煙で周辺とのトラブルになる場合もありますので、業者の選定をしっかりしないといけません。

最近ではペット犬の葬儀にペット仲間を読んで生前を懐かしむということもできるようですので、みんなで一緒に葬儀をしてあげればペット犬も喜ぶかもしれませんね。

葬儀まではペット犬を柔らかいバスタオルなどにくるんで、なるべく涼しい場所に安置してください。生前にペットが使っていたマットなどがある時は、そのマットを使ってあげるといいかもしれません。暑い季節や暖房中の部屋などでは、氷や保冷剤をタオルの中に入れておきます。冷房を入れられるのなら入れて、なるべく涼しい環境を作ります。

ペット犬も亡くなった後は死後硬直が始まり、時間の経過とともに硬くなります。その前にペットの目や口を閉じて寝かせてあげてください。口や鼻、お尻から汚物が出ることもありますが、その都度ふき取ってあげてください。これは生き物の自然現象なので、そばでペットを見ていてあげてください。

安置した後は、お水と好物の食べ物をお供えします。ペット犬が愛用していた器に入れてあげるといいでしょう。愛用していたおもちゃ、花、写真などもあれば、一緒に飾ってあげてください。ペット犬と過ごせる最後の時間ですから、愛情をたくさん注いでペット犬との時間をお過ごしください。